8月18日,江東区の不燃化相談ステーションにて,建替え等相談会に法律相談員として参加しました。
公益財団法人 東京都防災・建築まちづくりセンター様からの紹介です。
これは,都の不燃化10年プロジェクトに応じて江東区が行っている,不燃化建替え助成事業のひとつです。
震災等で最も懸念されているのは,木造密集地域(通称「木密地域」)での火災の延焼です。
関東大震災の死者の多くが,地震後に発生した火災による犠牲者でした。
そこで,東京都は木密地域の解消を目指した事業を継続的に施行してきました。
一方,対象が住宅という簡単には更新できない「不動産」であることから,木密地域が劇的に減少し不燃化が進んだとまでは言えません。
長い年月をかけて少しずつ不燃化率が上がってきました。
まだまだ都内に多くの木密地域が残されている中,近い将来予想される首都直下地震に備えて,都は不燃化率を70%(延焼しない目安と言われています)まで引き上げることを目指して,プロジェクトを進めています。
事業は今年の7月から開始されたばかりで(〜平成33年3月),まだ区民の方への浸透が十分ではないかもしれません。
不燃化は,自分や家族の大切な生命や財産を守るとても重要な手段です。
建替えは思いついてすぐできるものではありませんので,まずは相談ステーションでの建替え相談をぜひ利用頂ければと思います。
相談は土日も受け付けていますので,お勤めの方も利用しやすいと思います。
私も今月24日(日)にも相談員としてセンターに参ります。
ところで,不燃化相談ステーションは「砂町銀座」のど真ん中にあって,亀高神社(もうすぐお祭りみたいでした)もすごく近かったのでお参りしてきました。
私は江戸川区の自宅から自転車で来まして(暑かったー),帰りは本場のお惣菜をしこたま買って帰りました。買いすぎて2日連続おかずコロッケ。