2014/08/25

不燃化相談ステーションで相談 その2

相談ステーションから撮影

昨日も江東区不燃化相談ステーションにて,相談会に参加しました。

借地権や建物除却に関するご相談について,税理士(会計士)および建築士の先生方と対応いたしました。

今回の対象となる地区は借地権が設定されている物件が多く,法律的な問題が生じやすい面があります。法律面からは,あらかじめご相談頂いて非常に良かったのではないかと思いました。

今後も,相談ステーションでは相談を随時受け付けていますので,お気軽にお電話やお立ち寄り頂ければと思います。

なお,当日はご近所の亀高神社のお祭りで,勇壮な御神輿がステーション事務所内からもよく見えました。


2014/08/20

江東区の不燃化相談ステーションで相談員


8月18日,江東区の不燃化相談ステーションにて,建替え等相談会に法律相談員として参加しました。
公益財団法人 東京都防災・建築まちづくりセンター様からの紹介です。

これは,都の不燃化10年プロジェクトに応じて江東区が行っている,不燃化建替え助成事業のひとつです。

震災等で最も懸念されているのは,木造密集地域(通称「木密地域」)での火災の延焼です。
関東大震災の死者の多くが,地震後に発生した火災による犠牲者でした。

そこで,東京都は木密地域の解消を目指した事業を継続的に施行してきました。
一方,対象が住宅という簡単には更新できない「不動産」であることから,木密地域が劇的に減少し不燃化が進んだとまでは言えません。
長い年月をかけて少しずつ不燃化率が上がってきました。

まだまだ都内に多くの木密地域が残されている中,近い将来予想される首都直下地震に備えて,都は不燃化率を70%(延焼しない目安と言われています)まで引き上げることを目指して,プロジェクトを進めています。

江東区もこれに応じて,「不燃化特区推進事業」を立ち上げました。
北砂に不燃化特区が設定され,特区内で不燃化建替えを行った場合に除却費や設計費等の一部の助成したり,税金の優遇があったり,相談ステーションを設置して不燃化建替えの相談に無料で応じたり,特区内の全戸を戸別訪問して制度の案内を行うなど積極的な取り組みを行っています。
http://www.city.koto.lg.jp/seikatsu/toshiseibi/funennkazigyou/hunennkajigyou.html

事業は今年の7月から開始されたばかりで(〜平成33年3月),まだ区民の方への浸透が十分ではないかもしれません。
不燃化は,自分や家族の大切な生命や財産を守るとても重要な手段です。
建替えは思いついてすぐできるものではありませんので,まずは相談ステーションでの建替え相談をぜひ利用頂ければと思います。
相談は土日も受け付けていますので,お勤めの方も利用しやすいと思います。
私も今月24日(日)にも相談員としてセンターに参ります。

ところで,不燃化相談ステーションは「砂町銀座」のど真ん中にあって,亀高神社(もうすぐお祭りみたいでした)もすごく近かったのでお参りしてきました。

私は江戸川区の自宅から自転車で来まして(暑かったー),帰りは本場のお惣菜をしこたま買って帰りました。買いすぎて2日連続おかずコロッケ。

事務所を移籍しました


8月1日から,本多総合法律事務所に移籍しました。

8月はニッパチで弁護士は夏休みを取る方も多いのですが,私は今年は夏休みを頂かずにおりました。
それでも,やりたいことが多すぎて,時間が足りないと感じます。新たなチャレンジにものすごくワクワクしています。

新しい方法で,新しいアイデアで,ご依頼者様にメリットのある法律業務を提供していきたいと思います。
なお一層のお引き立て頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

弁護士 田村裕樹 拝