弁護士田村裕樹のブログ Hiroki Tamura's Blog
日々のニュースをやさしく法律解説 Japanese lawyer Hiroki Tamura's Blog.
2018/04/28
共著「典型契約の税法務」が出版されました
執筆に参加させて頂いた,「典型契約の税法務 〜弁護士のための税法×税理士のための民法〜」が日本加除出版株式会社様から出版されました。
今回はそれなりに分量を書かせて頂きました。私の担当箇所は寄託契約と和解契約です。
本書はなかなか斬新な企画でして,民法の典型契約の類型ごとに,民法の説明(改正民法対応!)とその契約類型に関連する税法上の問題を網羅しています。
例えば,弁護士であれば,自分の扱っている契約類型は当然分かりますので,そこから関連する税法上の問題点にすばやくアクセスできるという仕掛けです。今までありそうで無かったスタイルであり,作った側から言うのもなんですけど,結構便利だと思います。
税理士の先生にとっても,平易な民法上の典型契約の解説付き,しかも改正民法にも対応していますので,例えば顧客の顧問弁護士との意思疎通の際などにもお役に立てるのでは無いでしょうか。また,ご自身がされている税務処理が民法上どのようなところで影響を及ぼすのかについても見通しがつけられるのではないかと思います。
また,あの航空機リース事件の裁判実務に関わられた背戸柳先生が組合契約を解説するなど,税法を知っている人にも見所十分な内容となっています。
税務を意識する実務家の方々に,ぜひお手にとって頂ければ幸いです。
2017/12/17
「2017年学会回顧」租税法分野(法律時報)で論文が紹介されました
昨年執筆したヤフー事件(法人税法132条の2)を題材とした論文が,『法律時報 2017年12月号』(日本評論社,1119号)の年末恒例記事「学会回顧」の租税法分野の記事で紹介されました(41ページ)。
https://www.nippyo.co.jp/shop/magazines/latest/1.html
大変光栄でありがたいです。これからも租税法の研鑽を続けて,また紹介頂けるよう精進したいと思います。
https://www.nippyo.co.jp/shop/magazines/latest/1.html
大変光栄でありがたいです。これからも租税法の研鑽を続けて,また紹介頂けるよう精進したいと思います。
2017/06/26
共著「新 実務家のための税務相談」民法編・会社法編が出版されました
原稿を書かせて頂いた,「新 実務家のための税務相談」民法編・会社法編が有斐閣様から出版されました。
有斐閣様サイト
民法編
会社法編
Amazonさんサイト
民法編
会社法編
恩師である現青山学院大学学長の三木義一教授が監修され,立命館大学の本山敦教授,名城大学の伊川正樹教授(民法編),立命館大学の山田泰弘教授,安井栄二准教授(会社法編)が編者をされています。
私も以下の原稿執筆を担当させて頂いています。自分なりに苦労したので,思い入れのある原稿です。
民法編
3 住所・居所
19 区分所有
会社法編
40 MBOと事業承継
83 会社の解散・清算
84 組織変更
87 グループ企業内の資本取引
弁護士その他の士業にとって,税務は避けて通れませんが,全てに通じることは極めて困難です。本書は,実務に役立つ勘所を押さえて,すぐに役立つ内容になっています。民法・会社法の分かりやすい解説を備えており,税理士の方にもおすすめです。
実践的な使い方としては,自分の抱える案件にどのような税務問題があるかを目次から探して読むことで,ほとんどの税務問題を認識できると思います。
本書は弁護士・税理士向け税務実務書の新スタンダードになり得ると思います(ぜひなって欲しい!)ので,ぜひともお手にとって頂き,事務所に1組置いて頂ければ幸いです。
2016/10/23
論文が青山ビジネスロー・レビューに掲載されました
私の執筆した論文「法人税法132条の2における否認の効果とその限界」が,青山ビジネスロー・レビュー第6巻第1号(2016年9月)に掲載されました。
いわゆるヤフー事件を題材に,法人税法132条の2のあるべき解釈論を提示しております。
本稿は,高裁判決後・最高裁判決前に脱稿した論文を元にしていますが,法人税法132条の2と租税回避論との関係を考える上では十分有用であると考えています。
今後は,最高裁判決を題材に,さらに研究を深めていきたいです。
2016/07/11
共著「専門士業と考える 弁護士のためのマンション災害対策Q&A」が出版されました
私が所属している「災害復興まちづくり支援機構」マンション問題研究会が第一法規様から上記書籍を上梓しました。
私も,企画段階から参加させて頂きました。また,建替えに関する点とあとがきを執筆させて頂きました。
本書は,様々な士業団体が参加する支援機構の特徴を活かして,法律だけで無く建築や設備など技術的問題や,マンション管理などのソフト面,土地(敷地)の問題などマンションと災害に関する問題を幅広く取り扱っています。
また,平常時から災害発生(緊急)時,復興期と時系列に目次立てされていますので,必要な項目に素早くたどり着けます。
弁護士にはもちろんですが,それ以外の専門士業あるいはマンションの理事や区分所有者などにも便利にお使い頂けると思います。
東北や熊本で大きな地震が相次いでいますが,首都圏で震災が発生した場合は,多くのマンションが被災するであろう点で前二者と大きく違ってきます。
ぜひお手にとって頂き,本書がマンションの減災あるいは復興の一助となれば幸いです。
第一法規様販売ページ
amazon販売ページ
2016/02/26
品川区「講演と住宅の個別相談会」に参加します
2/27(土)に品川区荏原文化センター(中延1−9−15)にて,品川区主催(共催:公益財団法人東京都都市づくり公社)「講演会と住宅の個別相談会」が無料にて開催されます。
第一部の講演会(午後1時から2時)は,大﨑慎一司法書士による「知っておきたい土地・建物の相続と登記 第2弾」です。第一線でご活躍の大﨑先生による講演は大好評につき第2弾となっています。先着40名までなので,ご興味にある方は当日早めにお越しください。
第二部の個別相談会(午後2時15分から4時15分)に私も参加させて頂きます。
ご相談されたい品川区の方は,本日中に電話で木密整備推進課木密整備担当(5742-6779)までお問い合わせください(1人30分,先着9名まで)。
予約制ですが,相談枠に空きがあれば当日相談も可能です。
広報しながわ2016年2月11日号 6ページ目参照
第一部の講演会(午後1時から2時)は,大﨑慎一司法書士による「知っておきたい土地・建物の相続と登記 第2弾」です。第一線でご活躍の大﨑先生による講演は大好評につき第2弾となっています。先着40名までなので,ご興味にある方は当日早めにお越しください。
第二部の個別相談会(午後2時15分から4時15分)に私も参加させて頂きます。
ご相談されたい品川区の方は,本日中に電話で木密整備推進課木密整備担当(5742-6779)までお問い合わせください(1人30分,先着9名まで)。
予約制ですが,相談枠に空きがあれば当日相談も可能です。
広報しながわ2016年2月11日号 6ページ目参照
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